決め手はキャバクラ嬢? 岡田遼選手が自らのタイトルマッチを解説!!

RIZIN

修斗の2つのチャンピオンベルトを持つ男、岡田遼

岡田遼選手は2020年5月31日の倉本一真(かずま)選手との暫定王座決定戦で勝利をおさめ『修斗』バンタム級の第11代チャンピオンになりました。

2019年1月27日の修斗環太平洋チャンピオンになった岡田選手はマイクパフォーマンスで「この修斗にはもう一本チャンピオンベルトがあるんですよ。今日セコンドについてくれた憧れの二人が巻いたあのベルトをもう一回鶴屋さんのもとに取り戻してくることが俺の格闘家人生最後の仕事だと思ってます。」と語っています。

ここで名前の挙がった鶴屋浩さんは岡田選手が所属する総合格闘技のジム、パラエストラ千葉ネットワークの代表です。また「憧れの二人」というのは同じくパラエストラ千葉ネットワーク所属で第3代バンタム級チャンピオンになった松根良太選手と第8代バンタム級チャンピオンで第6代フライ級チャンピオンの扇久保博正選手のことだと語っています。

パラエストラ千葉ネットワークにはこのほかにもONEで活躍中の内藤のび太選手やRIZINで活躍中の浅倉カンナ選手やなどたくさんの魅力あるファイターが所属しています。

岡田選手は倉本一真選手との暫定王座決定戦にて「人生最後の仕事」を見事成し遂げました。

対戦相手はプロレス技を総合格闘技出す強者

タイトルマッチの対戦相手の倉本選手は総合格闘技の試合では出せないと思われていたプロレス技「ジャーマンスープレックス」を1試合で6度も出して「ありえない」「普通じゃない」と話題の選手です。立ったら強力なフックや回転蹴り、組んだらジャーマン、寝たらパウンドと非常に強力な技の持ち主です。

タイトルマッチ 岡田VS倉本戦を岡田遼自らが解説!

【修斗2020】岡田遼VS倉本一真戦をチャンピオン岡田遼が解説!視聴者プレゼントあり!

体力を使わせた第1ラウンド

岡田選手はリング中央での挨拶の時から、扇久保選手に教わったギミックを仕掛けているようです。ちょっと映像ではよく分からなかった、なにかしらフェイクをしかけているっぽいですね。

倉本選手がグローブタッチと見せかけ、手を合わせにいったところで突進して右のキックから組み付きにいきます。岡田選手は「まんまと騙されましたよ(笑)まーでも、いい作戦だと思います。」と語っています。 格闘技ファンとしては萎える作戦でもありますが…。

あっという間に金網に追い詰められた岡田選手。倉本選手は岡田選手の左腕を抱えようとしますが、岡田選手が左手を意識的に相手よりも遠くにつくことで抱えられることを避けるというテクニックを紹介しています。

倉本選手に抱えられ得意のジャーマンスープレックスをかけられると非常にまずい状況の中、そういったギリギリのグラップリングの攻防が行われていました。倉本選手は得意の形にできそうなので、頑張って左手を取りに行きますが、取れそうで取れません。

岡田選手は「やれそうだけど、やれない。」「あえて誘う」と語り、高度な攻防があったことを示唆しています。

その後、下から岡田選手がギロチンチョークを極めます。岡田選手も「これ、俺の必勝パターン、これ俺練習で逃がしたことないですよ。」と語っているのですが、映像で見てもかなりがっちり極まっているように見えます。ですが、倉本選手のパワーがすごく首の力で岡田選手の体ごと持ちあげてマットにたたきつけます。

それでも岡田選手のギロチンチョークはしっかり極まっていて離れません。普通はここで試合が終わりそうなところですが、なんと倉本選手はもう一度持ち上げ、今度は落とさずに抱え込んでお尻を地面につくような形で座りました。岡田選手曰く、対面のような形になってしまうとギロチンは決まりにくいようで、ここでギロチンを諦めたそうです。

ここからの解説が面白いのですが、「ギロチンは力を使うので、疲れます。腕がパンパンになっちゃうんですよ。で、5ラウンド制なんでね。やっべー1ラウンドでギロチンいっちゃったぜー」と考えていたと語っています。岡田選手は試合中にも組み立てを冷静に考えているクレバーな選手なようです。

しかしながらギロチンチョークは極まればいいですが、失敗すると代償も大きいようですね。

この後はハーフガードの状態でに下になっての攻防が続きますが、岡田選手は力を抜いてとにかく休んで自分の状態を確かめていたそうです。

そしてもみ合いながら、岡田選手がまたしても金網を背中にした状態になります。一見すると倉本選手が力で押して、それから逃げるように岡田選手が金網に押し出されたようにも見えますが、実際には自分から金網を背にするように動いたと語っています。

この時の状況を岡田選手は「金網を背にし続けているということが実はすごくポイントで、これがまたMMAの面白いところで、これリングだったらやられちゃってるんですよ、これ金網だから出来るんですよ。これまた倉本選手は僕の体を地面につけようと思ってものすごい力を使ってるんですよ」と語ります。

このシーンはこのラウンドの序盤に見た左腕を取りに行く攻防と同じシーンの再現で、取れるようで取れない状況でした。相手を寝かそうとするのにはすごいパワーが必要で岡田選手は「悪手だった」と語っています

その後、パスガードをされ、サイドポジションで袈裟固めをされた岡田選手は一瞬ひやっとしたそうですが、すぐに返しました。ちょっと(体が)乗りすぎてましたね、と岡田選手は語っています。

スタンドに戻って向かいあった後、岡田選手は左のハイキックを放ち綺麗にヒットします。4分間抑え込もうとしていた倉本選手は疲れているが、金網に体を預けていただけの岡田選手は元気で、もっと手数を出して攻めてもいいシーンだったが5ラウンド制なのであえて攻めなかったと語っています。

さらに倉本選手はブンブンとパンチを振り回し後ろ回し蹴りも放ちますが、岡田選手にはヒットせず、体力を消耗させていき1ラウンド終了となりました。

扇久保先輩から初めて5ラウンド制で戦う岡田選手に対して「5ラウンド制は全然競技が違うから、立ってればいいよ」というアドバイスがあったらしく、4ラウンドくらいから頑張って攻めようという気持ちでいたそうです。

得意なスタイルで決めた第2ラウンド

2ラウンド目が始まり、倉本選手は1ラウンドと同様にスタンドの攻撃でもプレッシャーをかけるように強い打撃を繰り出します。岡田選手は距離を取ってよけながら、危ない距離は組み付いて打撃を食らわないようしながら、うまくかわして倉本選手の体力を削っていきました。

岡田選手が「倉本選手は全弾全力なんでね、これはきついでしょ、5ラウンド続けられないでしょ」という通り、倉本選手はこの時点でかなり体力を消耗しておりパフォーマンスがかなり落ちていたと考えられます。

その後しばらくスタンドで倉本選手が空振りするシーンが続き、岡田選手に組みついてバックを取りますが、すぐにまた金網へエスケープ。

得意技のジャーマンスープレックスを出したい倉本選手ですが、金網に体をあずけている岡田選手の体の後ろに手を回すことができず持ち上げることはできません

スタンドで組み合った状態から倉本選手はショルダーアタックを決め、岡田選手が左の膝を返し、離れ際に倉本選手がバックハンドブローを放ちますが空を切り、カウンターで岡田選手の右ストレートがヒットしダウン。すぐさまパウンドを落としていきます。

岡田選手は「絶対終わると思った。」と語っており右ストレートは手ごたえのある一発だったようですが、倉本選手は立ち上げりエスケープします。さらに岡田選手はラッシュをかけ右ストレートからのアッパーがヒット。倉本選手はたまらず2度目のダウンをしますが、倉本選手はさらに立ち上がります。

最後は金網に逃げる倉本選手に対し、右ストレートからの左フックをクリーンヒットさせTKOとなりました。

岡田選手曰く「もう下がれないっていうところまでプレッシャーをかけて下がらせてから左フックというのは環太平洋のベルトを取った時と全く同じ」と語っており得意なスタイルのようですね。

倉本選手には「組み力では勝てないので、最後の最後、あと一歩ってところはやらせない。キャバクラ嬢がお客さんを引き留めたいときに営業して、営業して、あれこれ俺のこと好きなのかな?と思わせてお客来させて、じゃまたね。みたいな。そういう作戦です。」と語っています。

今回は『修斗』第11代バンタム級チャンピオン岡田遼選手のタイトルマッチの解説が非常に面白かったので紹介させていただきました。選手が自分自身の試合の解説する動画は非常に楽しいですね!

岡田遼選手は『修斗』のベルトを取ることが最後の仕事と語っていましたが、これからの活躍にも期待したいです!

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